八丁堀方面にアキヤマと打ち合わせに出ました。ちょっと早く着いたので時間調整、そんな時はポラリタイムにあてます。クルマを走らせながら「アキヤマ、なんか面白そうなモノが見えたら”ピー”と言ってください。」となります。‥‥‥‥‥‥はい、金色に輝くイカリを見つけました。何かと近寄って見ると「江戸港発祥跡/えどみなとはっしょうあと」と、ありました。「ここは 亀島川が隅田川と合流する地点。江戸時代には ここが隅田川の河口であり, そこに 江戸湊が開かれた。(1600年頃)」と、あります。確かに亀島川が隅田川に合流する地点ではありますが、川向こうに大川端リバーシティの高層ビルがそびえる「佃」、その向こうに「月島」、「勝どき」、運河をはさんで「晴海」と大規模な埋め立てにより、河口といえる地点はずーっと向こうに移動したかたち、決して河口には見えません。ずいぶん人の手によって地形(景色)が変わったようです。限られた地面を広げて行く作業は人の常、もう江戸時代から始まっていたようです。それでも昭和の初期まで現・東海汽船の港がここにあって伊豆諸島や房総半島への定期航路の起点になっていたんですって。今では竹芝桟橋が、それにあたります。それはここより6kmほど下流(地図で見てみると)そこが隅田川の現在の河口に見えます。