ホンダブックスの本多さんです。僕のところに洋書を届けてくれる宅配本屋さんなのです。赤坂の会社に勤めていた頃からですから、三十数年来のお付き合いです。本多さんは「ゲンさんの好きそうな本、持って参りました。これが最後の一冊です。」なんてニコニコ現れて、ビニールのカバーを、「あっ、ちょっと待って!」と言う前にバリバリ破きます。ま、それでもいらないときは「これは、いいかなぁ〜。」と、(薄情にも)断ります。ビニールの無い本が行ったデザイン事務所の方、それは僕が断ったヤツです。(な〜んちゃって)三十数年集めた洋書が、我が社には山のようにあります。‥‥‥‥本多さんはめっぽう優しいステキな人、彼がニコニコ現ると空気が和らぎます。(もっとも我が社に張りつめた空気はもともとありませんが)あ、そうそう、彼は(こうみえて)剣道の(半端じゃない)達人なのです。